映画『ハクソー・リッジ』メル・ギブソン監督最新作!武器よりも強い信念を持って戦場を駆け抜けた一人の男の物語!!

どうも、ちゅうたです。

 

ずっと観たかった映画『ハクソー・リッジ』をようやく観ることが出来ました。と言っても映画館ではなくレンタルDVDですが。

 

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まずは、メル・ギブソンへの思い入れから簡単に

 

ぼくは昔からメル・ギブソンの大大大ファンなんです。

 

昔観た『マッドマックス』で完全にやられました。ぼくがもし女性なら完全ノックアウト状態ですよ。マッドマックスの頃は本当に超イケメンでしたよね~。

 

その後の『リーサルウェポン』シリーズも大好きな映画ですし、メル・ギブソンの出ている映画は大体観てきたと思います。

 

古いオーストラリア映画で『誓い』というマイナーな作品があったんですが、物語は若きランナー扮するメル・ギブソンと友人の青年が第一次世界大戦のガリポリの戦いに出征して行くという内容で、マッドマックスで見せたアクションとはまた違った、ごく平凡な若者達が戦争という巨大な渦に巻き込まれていく姿を印象的に演じていました。

 

その他にも、ミシェル・ファイファーと共演した『テキーラ・サンライズ』で見せた都会的でスタイリッシュな演技、ゴールディ―・ホーンと共演した『バード・オン・ワイヤー』ではコメディ―タッチな演技とどんな役でも演じきる、俳優メル・ギブソンがめちゃくちゃかっこいい!

 

そんなメル・ギブソンがいつの間にか監督を兼用するようになって多分最初の作品なんですかね?

 

ぼくの中では映画史上に残る名作中の名作!!

 

ブレイブ・ハート

 

この映画でメルは監督と主演と両方こなしてアカデミー賞も受賞!

 

あと、『アポカリプト』もよかった~!
この映画はメルは監督で出演はしていませんが、マヤ時代の狩猟民族の話で迫力満点でした。

 

メル・ギブソンの監督作品は壮大なスケールとリアリティーが満載!戦闘シーンもスゴイ迫力!

 

俳優業に加えて監督としても大成功したメル・ギブソンですが、恋人への暴行疑惑や飲酒運転等でごたごたして、近年あんまり姿を見なくなって。。。寂しいな~と思っていたら脇役で、『エクスペンダブルズ』に出ていたんですね~。

 

1作目は観ましたが、3作目ははまだ観てないんです。3作目に悪役で出ているみたいですね~。我らのメルギブは。そのうちHuluで観てみます。

 

そんなメル・ギブソンが久々に監督としてメガホンを取った、『ハクソー・リッジ』をようやく視聴することが出来たので紹介したいと思います。

 

この映画を知ったのは結構前だったと思うんですけど、舞台が第二次大戦中の沖縄戦ということもあってかここ日本での公開はずっと未定のままでした。

 

海外での評価も高くてアカデミー賞も受賞してる作品なだけに、超メルギブファンのぼくとしてはなんともやるせない気分でした。

 

それがいつの間にやら公開されていて、おまけに気付いた時には終わりかけていて、結局は観れずじまいってどういう事???状態。

 

この前、別の用事でたまたま近くのツタヤに寄ったところ『ハクソー・リッジ』がレンタルされてるではあ~りませんか!!思わず興奮してしまいました。

 

レンタルの本数はたくさんあるけど、ほとんど貸出しされていませんでした。。。あんまり人気がないんですかね~?

 

それとも、今はざわざレンタルショップで借りなくなったのでしょうか?

 

とにかくすぐにレンタルして帰ってすぐに視聴しました。

 

 

映画の冒頭、いきなり戦場の真っただ中で、両軍入り乱れての血みどろの殺し合いのシーン。銃と火炎放射器による殺戮と絶望!常に死と隣り合わせの状況下!

 

砲弾や銃弾を受けて手足が吹っ飛んだり顔がつぶれたりと、本当に戦場のリアリティーが半端ない!

 

戦場での人の命の儚いこと。ついさっきまで隣にいた仲間が、一瞬にして屍に。悲しすぎる。いや、悲しむ余裕すらないのかも。。。

 

ぼくを含め今の日本人の中で本当の戦争を知らない人の割合が多いわけで、こういう映画を観ることによって戦争というものがどれだけ残酷で悲惨なものなのかをなんとなく感じれるはずです。

 

 

キャスト・スタッフ

  • デズモンド・ドス - アンドリュー・ガーフィールド
  • ハウエル軍曹   - ヴィンス・ボーン
  • ジャック・グローヴァ―大尉 - サム・ワーシントン
  • スミティー    - ルーク・ブレイシー
  • トーマス・ドス  - ヒューゴ・ウィーヴィング
  • ドロシー     - テリーサ・パーマー

 

  • 監督  - メル・ギブソン
  • 脚本  - ロバート・シェンカン
  • 制作  - デヴィッド・パーマット

 

あらすじ(ネタバレあり)

 

 

ヴァージニア州で暮らすデズモンド・ドスは敬虔なカトリック教徒で教会で奉仕活動をする日々。幼い頃は、悪ふざけばかりしていて、ある時、兄弟喧嘩がエスカレートしてもう少しで弟を殺してしまいそうになり、そのことをきっかけに心を入れ替えたデズモンド。

 

デズモンドの父親のトーマスは第一次大戦に幼馴染達と共に志願して出征したが自分以外はみんな戦死してしまい、心に重い傷を負いすっかり人が変わってしまった。酒に溺れ家族にも粗暴な態度をとる。

 

やがて立派な青年になったデズモンド。

 

ある日偶然に怪我人を助けて看護師のドロシーと知り合って付き合うようになる。

 

しかし今は世界中を巻き込んだ第二次世界大戦の真っ只中。幸せな日常が一変していく。ついにアメリカにも戦争の暗い影が。。。

 

やがて、デズモンドの弟も志願し出征していく。自分の周りの男たちが次々志願をして出征していく中、デズモンドも志願するが、父トーマスは「お前のような神に祈る事しか出来ない人間には敵を殺せない。息子の墓参りはごめんだ!」と強く反対する。

 

それでも「人は殺せなくても衛生兵として戦場に行く」と強く決意するデズモンド。軍隊に志願したことをドロシーに告げ「入隊後、最初の休暇に結婚しよう」と約束をして訓練キャンプに向かう。

 

キャンプに着いてすぐに訓練が始まる。

 

部隊を訓練するのは厳しいハウエル軍曹。

 

部隊のみんながライフルを受け取るが1挺だけ残っている。

 

デズモンドの銃だ。

 

「銃が気に入らないのか?」とハウエル軍曹。「いえ、銃には触れないんです。」とデズモンド。ハウエル軍曹と共に上官のグローヴァー大尉に呼ばれるデズモンド。

 

「なぜ銃を持たない?何が問題なんだ?ふざけてるのか?」と詰め寄るグローヴァー大尉に「入隊時に銃に触れないことを承諾してもらいました。自分は良心的兵役拒否者です。人は殺せませんが、それ以外の事で従事します」とデズモンド。

 

しかし、そんなことが認められるわけもなく部隊では孤立し、上官からは除隊するように促されるがデズモンドは一向に除隊する気がない。ついに、部隊は連帯責任を負わされ休暇も取り消される。

 

腹いせにデズモンドを袋叩きにする部隊の仲間達。。。

 

血だらけになってもデズモンドに徐隊する気はなく、グローヴァー大尉とハウエル軍曹は徹底的にデズモンドに嫌がらせをして部隊から追い出そうとするが、デズモンドの意志は固く、銃は持たないが衛生兵として負傷者の手当てをしたいと、あきらめない。

 

ついには軍法会議にかけられる事になるデズモンド。

 

もう少しで有罪になるところを父親のトーマスに救われ、はれて銃を持たない良心的兵役否者として堂々と戦地に向かうことを許される。

 

1945年5月

 

デズモンド達の部隊は沖縄に上陸する。この沖縄に難攻不落の崖がある。ハクソーリッジと呼ばれるこの垂直に切り立った150メートルの崖がアメリカ軍の進軍を阻んでいる。

 

崖の上にはこの高地を絶対に死守するべく日本軍の大部隊が潜んでいる。彼らは死を恐れず玉砕覚悟で次々に押し寄せて来る。

 

アメリカ軍はハクソーリッジの攻略を何度も試みるがことごとく失敗していた。ハクソーリッジから命からがら戻った部隊の兵士達と遭遇するデズモンド達の部隊。。。

 

傷付きボロボロになった友軍の兵士たちを見て崖の上が、どれほど過酷な状況なのかを知るデズモンド達。

 

ついにはデズモンド達がハクソーリッジの地獄に向かう為に崖をよじ登っていく!

 

今から自分達に降りかかる地獄の惨状を誰も知らずに。。。。。

 

そして、今まで自分たちが蔑み侮辱し続けた腰抜けの良心的兵役拒否者、デズモンドがこの地獄でどれだけの勇気と強い信念で彼ら兵士達の命を救うのか知るはずもなく。。。。

 

デズモンド達が崖を登りきって恐る恐る前進していく。

 

目の前には凄惨な光景が、足元に転がる敵も味方も入り混じった死体、バラバラになった肉片や内臓、顔の部分だけが地面に張り付いている。(ヤバいくらいのリアリティー)

 

前進する兵士達の顔も恐怖にひきつる!

 

これでもかというほどの残酷なシーンの後、ついに日本軍との戦闘が始まる!!!

 

両軍入り乱れての肉迫戦の凄まじいこと、手足が吹っ飛び隣にいる仲間の顔が潰れる!!

 

あれだけデズモンドにいやがらせをしていた上官や仲間も、死ぬことを恐れず向かってくる日本兵に圧倒されていく始末!(あれだけ威張ってたくせに)

 

次々に仲間が倒れて行く。そんな状況にまったく怯むことなく、倒れた仲間の元に駆け寄り手当していくデズモンド。。。かっこよすぎ!

 

その姿を見た仲間達も、デズモンドを援護する。

 

他の衛生兵も助からないと匙を投げる負傷者もデズモンドは優しく手当てする。

 

訓練所でデズモンドに嫌がらせをしていたスミティーは危ない所をデズモンドに救われる。

 

やがて夜になりひとまず休戦状態に。負傷兵を探しに行くデズモンドを援護するために付きそうスミティー。スミティーとデズモンドの交流のシーンも、じーんと来ます。(スミティーのデズモンドを見る目が明らかに変わった)

 

夜が明けると同時に、日本軍の一斉攻撃が始まる。塹壕の中からおびただしい数の日本兵が!

 

殺しても殺しても、次々に突撃してくる日本兵。死を覚悟した日本兵は鬼神のごとく迫って来る。(映画に出てくる日本兵は本当に勇敢で同じ日本人としてちょっと複雑な気持ちで観てしまいます)

 

あっという間に追い込まれたアメリカ軍は無線で艦砲射撃を要請しその間に撤退する事に。艦砲射撃が開始されるが、ひるまず突進してくる日本兵に次々に仲間は倒れていく。

 

ようやく心を通わせることが出来たスミティーも撃たれてしまう。駆け寄るデズモンドに「怖い、怖いよ。」と今まで見せたことのない弱い姿を見せるスミティー。デズモンドは「あきらめるな!」と励ましモルヒネを打ってスミティーを担ぐが、崖に向かうが途中で、スミティーは死んでしまう。

 

味方の艦砲射撃の合間をぬって崖に集まるアメリカ軍だが執拗な日本兵の攻撃に次々に倒れていく。

 

その中には上官のハウエル軍曹の姿も。。。

 

グローヴァ―率いる生き残った部隊は、崖を降りて撤退していく。それでもデズモンドは撤退するどころか敵から隠れながらたった一人で、負傷兵を見つけては崖に運んでロープを使い下に降ろしていく。

 

崖の下にいた味方の兵士がそれに気づいて、負傷兵を救護所に運ぶ。それからも次々と負傷兵がロープで降ろされて来る。

 

味方の兵が崖の上にまだいることを知ったグローヴァ―大尉は艦砲射撃を中止するように要請。

 

しかし砲撃が止むと同時に、隠れていた日本兵が出てきて、まだ息のあるアメリカ兵にとどめを刺していく。

 

崖の下では、グローヴァ―大尉がハクソーの生き残りの仲間を救出しに行く許可を上官に求めるが「今日の戦いで3個大隊が消えた。援軍なしにハクソーに戻ることは全滅しに行くだけだ。明日になれば増援がくるからそれまで待て」と却下される。

 

その頃、崖の上ではデズモンドが日本兵に追われ、命からがら洞窟の中に逃げ込むが、ここはまさに日本軍の基地だった。この中で負傷した日本兵と遭遇するデズモンド。。。

 

デズモンドは日本兵の傍に行き「大丈夫、何もしないから、これは痛み止めだ。楽になるよ」そう言って、敵である日本兵にも分け隔てなく手当てをする。

 

夜になり洞窟から出たデズモンドは、再び負傷者を見つけては崖の下に降ろし始める。

 

 

崖の下には担架を用意して待ち受ける兵士達。(でも誰も崖を登って手を貸しに行くものは現れない)

 

両足を失った瀕死の味方の兵士でも決して見捨てず助けるデズモンド。

 

「神様、あと一人だけ。。。」「もう一人だけお救い下さい」といいながら次々仲間をロープで降すデズモンドの手は血だらけになっていく。

 

アメリカ軍の救護所にはデズモンドが助けた負傷兵が次々と運ばれて来る。アメリカ兵のあいだでは「いったい誰が負傷兵を降ろしているのか?」と。。。

 

次第に夜が明けあたりが明るくなってくると、再び日本兵が息のあるアメリカ兵にとどめを刺していく。

 

デズモンドが負傷兵を探しているときに、岩陰に隠れるハウエル軍曹と同じ部隊の仲間、ハリウッドと再開する。

 

ハウエル軍曹は両足を撃たれていて歩けない。

 

「軍曹、待てますか?」とデズモンド、。

 

「ハリウッドを連れて早く行け!」とハウエル軍曹。

 

デズモンドはハリウッドを担ぎ上げ崖に向かう。救護所に無事、運ばれてきたハリウッドに気付いた仲間がグローヴァ―大尉を呼びに行く。

 

救護所にやってきたグローヴァ―大尉が見たものはベッドに横たわる大勢の部下たち!

 

戦死したと思っていた部下たちがベッドにいるではないか!!

 

「大尉!また会えましたね!」と部下たち「。。。どうやって崖から降りてきたんだ!?」と驚きを隠せないグローヴァ―大尉に。。。

「ドスです!!デズモンド・ドスが一人で俺たちを!!!」

 

「。。。あの。。。臆病者のドスが???」と信じられない様子のグローヴァ―大尉。

 

「まだデズモンドとハウエル軍曹が上にいます!」とハリウッド。

 

崖の上では戻らないデズモンドに半分諦めかけのハウエル軍曹。そこに日本兵達がやってきた!

 

絶体絶命と思いきや。。。

 

デズモンドの姿が!!(戻ったデズモンドを見た時のハウエル軍曹の気持ちを想像してください。絶対にデズモンドが神様に思えたはず)

 

「戻ったのか!?」と強がるハウエル軍曹を毛布に載せて引きずることに!

 

日本兵が後ろから執拗に迫って来る!!必死でハウエル軍曹を引きずるデズモンド!軍曹は迫って来る日本兵に機関銃で応戦する!!!

 

ようやく崖の上にたどり着いた二人!

 

ハウエル軍曹を半分蹴り飛ばすように放り投げ、なんとか無事に下に降ろす事に成功する。下にはグローヴァ―大尉とデズモンドの仲間たちが集結していた。

 

デズモンドは迫りくる日本兵をなんとかかわしてロープを掴み崖下に飛び降りる!

 

そこにはなんと、息絶えたスミティーも一緒に!

 

崖の上からデズモンドを狙い撃ちしてくる日本兵に、下からはデズモンドの仲間たちが応戦する。

 

今度は俺たちがデズモンドを守るんだと言わんばかりに。

 

無事に生還したデズモンドに同じ部隊の仲間たちが集まって来る。デズモンドを労う仲間達とグローヴァ―大尉!

 

「デズモンドを救護所に運ぶんだ!!!」

 

そして最後の決戦が迫る。。。。。。

 

感想!

 

 

このデズモンド・ドス役の俳優、アンドリュー・ガーフィールド、はじめて見ました。というか名前すら知りませんでしたが『アメージング・スパイダーマン』や『ソーシャル・ネットワーク』に出ていたんですね~。

 

僕はどちらも観ていないので知らないはずです。

 

映画の中でも触れられていますが、痩せてヒョロヒョロなうえに締まりのない表情の主人公、デズモンド・ドス。映画の序盤にこんな俳優が主人公って。。。どうなんやろ、と心配していましたが物語が進むにつれて、この俳優だからこそ、この主役のキャラクターが活きてくると感じました。さすがはメルギブ、目の付け所が違いますな~。

 

物語の前半は、この平和ボケしたようなデズモンドのキャラと彼が一目惚れした看護婦のドロシーへの猛アプローチといった、当時の若者達の青春映画のような雰囲気が後半、一変して残酷で無慈悲な戦場のシーンへと変わっていく、このギャップが、よりいっそう戦争の残酷さや虚しさを強烈なインパクトで観るものの胸に突き刺さしてくる!!

 

こういった演出も流石はメル・ギブソン!
ほんとに前半の映像を見てたら、古い青春映画のような演出です。

 

デズモンドを見ていて戦争映画のイメージが出てこない。ヘナヘナした優男で(笑)

 

弟のハルと、いつも悪さばかりしていた幼少時代、兄弟喧嘩からもう少しでハルを殺してしまいそうになったり、アル中の親父が母親に暴力をふるうことに耐えられず涙ながらに親父に銃を向けてしまったデズモンド、こういった経験から心を入れ替え「汝、人を殺すなかれ」というカトリックの教えに従い生きてきたデズモンド。

 

やがて世界中を巻き込む戦争がはじまり自分の周りの人間が次々と戦場に行ってるのに、自分だけ安全な軍需工場にいるわけにはいかないとアル中暴力親父の反対も押し切って志願するがまさかの「武器は一切持てません」の一点張り!

 

スゴイ展開ですよね~。

 

今までの戦争映画では有り得ない展開が斬新!でも、こういう兵士が部隊にいることで部隊全体の士気にかかわると危険視する上官たち、これも当然の事でしょうね~。

 

武器も持たず敵も殺さない、と公言する人間がなんで軍に志願するのか。。。理解されなくて当全でしょう。

 

なんとか軍隊をやめさせようと上官までもが一緒になって徹底的に苛め抜く。でもデズモンドはそんなことくらいで負けるはずもなく、ついには武器を持たない権利を持って衛生兵として戦場に行けることになるが、相変わらず部隊の仲間からはつまはじきにされる。。。ひどすぎですよ。

 

デズモンド達の部隊が崖を登っていくシーンで訓練所ではタフガイ気取りだった兵士達も死と隣り合わせの本当の戦場にまるで別人のようにビビりまくり。

 

常に死と隣り合わせの状況。。。

 

自分がもしそこにいたらと思うと恐ろしくて恐ろしくて、最初の青春映画の雰囲気はあっというまに木っ端みじんに。( ;∀;)

 

生き残った仲間が、崖を降りて撤退してもまだ崖の上で一人、生き残った仲間を次々に手当をしてはロープで崖を降ろしていくデズモンドの姿は半端なくかっこいい!

 

映画の前半で見せた、ニヤけた、もやし男と同じ人物とは思えない佇まい!今まで自分を愚弄してきた仲間達を自分の危険を顧みず助け出していく姿、観ていてスカッとしました!

 

「神様、あと一人だけお救い下さい」とか言いながらも結局は75人の仲間の命を助けたデズモンド。

 

映画のハイライトでもある緊迫したシーン、ハウエル軍曹を救出する時に交わす二人のやり取りがめちゃくちゃユーモラスで、生きるか死ぬかの瀬戸際のシーンなのに、思わず笑ってしまいました!! この絶望的な環境でも笑える要素を入れることによって、映画本来のエンターテインメント性を忘れない演出も素晴らしいです。

 

今まで軽蔑の目で見ていた上官や仲間達から、いつの間にやら尊敬と信頼の目で見られるようになる展開に観ていて鳥肌が立ちました。

 

あれほどデズモンドを追い払おうと必死だったグローヴァ―大尉がデズモンドに謝るシーン、最高!

 

あれだけデズモンドにつらく当たっていた仲間が賞賛の目でデズモンドを見ている。いつのまにか部隊にとってかけがえのない守護神になったデズモンド。

 

もう一度崖を登る命令を受けた部隊!

 

仲間たちが言う!「お前が必要だデズモンド!お前抜きでは、誰も戦えない!」と。。。。。

 

最後に一言!!「この映画、是非観てください!。。。。メル・ギブソンが好きなら!!」

 

いや~。映画ってほんとにいいものですね~。  Haruo・M

 

では、最後までお付き合いくださっておおきに~~

 

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