新年、明けましておめでとうございます!
どうも、どうも、ちゅうたです。
いきなりですけど正月のテレビ番組、毎年つまらなくなってきたと思いませんか?昔は正月のテレビって面白過ぎてしょっちゅう、チャンネル変えながら観てました。どのチャンネルも面白い番組ばかりで、被りまくりでしたから。
各チャンネルで、いろんなジャンルの番組をやってましたから。
今もお笑い系やスポーツ系はまだいいんですが、どのチャンネルも同じようなバラエティー番組ばかりで飽き飽きしてきます。
今年なんか元日の朝から昨年に放送したバラエティ番組の再放送をながしてるんですからね~。
正月から再放送ですよ!
考えられませんね~。そりゃ若い子達もテレビ離れして当然ですよ!
そんなこんなで劇場上映中に観るか観ないか悩みに悩んだ挙句に結局観ずじまいだった映画、『ダンケルク』をレンタルしてきて観てみました!
結論!この映画はやっぱり劇場で観るべき映画でした!もちろんIMAXで!
結論から言いましたが、映画は絶対にIMAXで観るべき映画だったのでしょうね~。
実際に劇場で観たわけじゃないからあくまでも想像ですが。
でも、ぼくは正直、DVDでよかったのかも。。。
この映画、公開当初から賛否両論だったみたいですが映画を絶賛してる人達はIMAXで観てる人が多いみたいです。
公開当初は劇場で観るつもりでいました。もちろんIMAXで。。
仕事上で付き合いのあるお客さんで映画好きのおじさんががいるのですが公開してすぐこの映画を観に行ったらしく、感想を聞いたら「全然おもしろくない。観ていてもよくわからん!」と、かなり批判していました。
その話しを聞いて、ネットで映画レビューを見てみたらさっきも言いましたが、絶賛してる人達はIMAXで観て、なおかつ監督のクリストファー・ノーランのファンが多い気がしました。ぼくはこの監督の映画はまだ見たことがないんです。「インターステラー」はまだ観ていませんが以前から観たいとは思っている映画です。
ただ監督のことは「ダンケルク」ではじめて知りました。
批判してるレビューはセリフが少なく登場人物に感情移入できない、ストーリ性が乏しく人物像がわからない。それでも観るか観ないか悩んでるうちに機会を逃して今回ついにDVDで観てみました!
あらすじ
舞台は1940年5月のフランスのダンケルク。ナチスドイツの怒涛の電撃戦によりダンケルクの浜辺に追いやられたイギリス、フランス両軍40万人の兵士。
絶体絶命の彼らを撤退させるためにや駆逐艦、輸送船、救護船、漁船などからなる船団によって行われたダイナモ救出作戦を陸、海、空、それぞれ違う時間軸から描いたまったく新しい
タイプの戦争映画。
あらすじは以上!
この映画の正しい楽しみ方は?
いろんなところで目にしたフレーズですが、この「ダンケルク」観る映画ではなく、ズバリ、体感する映画!
でも正直、DVDで観たぐらいでは体感はできませんでした。
それにぼくは、感情移入して、自分が映画の中に入り込むような気持ちで映画を観るのですがどうもイマイチ感情移入もできなくて。。。
これが劇場なら音とカメラワークでもっと入り込めたのかもしれませんが、
ノーラン監督の狙いは兵士が主人公ではなくて戦争そのものが主人公!?
実際の戦場ではその都度感情移入できる余裕もなく、戦場にあるのは生か死か、ただそれだけ。それこそが戦争なんだと表現したかったのでしょうか?
観ている観客が突然、戦場に放り込まれたような体感的な映画にしたかったんでしょうね。
まさに観客が戦場を疑似体験する、アトラクション的な楽しみ方こそがこの映画の楽しみ方
なのではないでしょうか!?
映画の構成は3つの異なる時間軸で作られている
・防波堤の1週間
ナチスドイツの猛攻でダンケルクの防波堤に追い詰められたイギリス、フランスの連合軍が体験する1週間
・海の1日
軍からの要請でダンケルクに救出に行く民間船が体験する1日
・空の1時間
ダンケルク に取り残された味方を援護する空軍が体験する1時間
こんな感じでそれぞれ違う時間軸で進むストーリーが最後には一つに繋がるという展開。
感想!
この映画(DVD)、結局2回観たんですが1回目観たあとは、はっきりいって?????何??この映画???
はい、正直。。。つまらなかった。。。です。
まず、いろんなところでも書かれてますがまさにその通り、セリフも少なく登場人物が誰が誰で何がどうなのかさっぱりわからず、映画にまったく入り込めない。
これはぼく自身の映画の観方によるのかも知れませんが上の方でも書きましたが、ぼくは映画のストーリーに入り込むような。。。自分がその中の役に入り込むような、映画の中の登場
人物の感情も含め。。。そういう風に映画を観てます。(表現が難しい)でもこの映画は人物にスポットをあてていない。
スポットは戦争そのもの、戦場こそが主人公のアトラクション的な映画。
初めに「この映画は劇場でIMAXで観るべき」と言ったのは戦場をリアルに体感する映画だと思ったからです。かと言って、もしこの映画を劇場で観たら、もっと楽しめたかというとちょっと微妙ですね。ぼくは。
その理由はどんな映画を観ても、物語の背景やら登場人物の関わり合いみたいなものを、徹底的に理解したいタイプなんです。ぼくは。でもこの映画を観る観客に、そういう事を求めてないはずです。このノーラン監督は。
ぼくがなぜそう思うのか、この映画1回観ただけではまったく理解できないからです。今どきの映画館は完全入れ替え制で1度観たら終わりですからね~。逆に言えばはっきり言って
ストーリー自体を完全になくして、もっともっとアトラクション的にした方がかえっていざぎ良いのではないでしょうか?
完全に戦争疑似体験アトラクションとして。
実際にそんなことが出来るか出来ないかは知りませんが。
ここまで批判的なことを言いましたが2回目を観てちょっとだけ評価が変りました。
それは2回目を観たことによって少し人物像とその関係性が見えてきたからです。
まず1度目ではわからなかった陸の時系列に出て来るトミーとギブソン、アレックスの関係とストーリーの流れ。逃げ込んだ小さな漁船がドイツ軍からの銃撃により船体に穴が開いて浸水してくる。
船を軽くするためには「誰かを降ろすしかない」と自分の命を救ってくれたギブソンに「お前はドイツのスパイだ!!お前が船を降りろ!」と銃を向けるアレックス!
アレックスは自分が生き残るためなら恩人ですら見捨てようとするずるい奴。
2度観てわかったのですがどちらかというと善人のギブソンが溺れ死んで、ずるがしこい
アレックスは最後まで生き延びる。ここら辺の不条理な展開も戦場ならではの出来事なような。。。
戦場では悪い奴ほど生き残って、いい奴は早く死んでいきそうな。。。
セリフも少なく、人物もおまけ程度の淡々としたこの演出では正直1度目では理解できなかった。。。。。
それにもう一つ、この別々な時間軸がまたストーリーをややこしくしている。これも2度観たことによってだいぶ理解出来ましたけど。。。
1度観ただけで理解出来ないようなストーリーなら、なくてよいのでは?というのが正直な感想です。(ぼくの理解力が悪いからかもしれませんが)
でも2度目を観て、この映画に対するぼくの評価は多少は上がりましたが。。。
でも、一つだけこの映画ですごく気に入ったのがスピットファイヤーの戦闘シーンです。
この映画はCGを使ってない?らしく大袈裟な戦闘シーンではなく実際の戦闘機の戦闘ってこんな感じなのだろうと、想像できました。このシーンなんかは劇場で観たらかなりの迫力だったんでしょうね~。
予告編はいい出来です。
でも映画を観てからもう一度この映画の評価を見てみたら9割近くの人が絶賛してるみたいですね~。
「お前は映画を観るセンスがないんやっ!ボケッ!」って言われそうですがぼくは正直メル・ギブソン監督の『ハクソー・リッジ』の方が100倍好みです!!!
https://cyu-ta.com/hacksaw-ridge/
では、最後まで読んでいただきおおきに~
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