どうも∼ちゅうたです。
今回は、前回の記事でサンディングした木材を使って、いよいよベッドの製作を記事にしたいと思います。
前回の記事はコチラ
↓
まずは、形や構造を簡単にリサーチ
まずは、「どんなベッドを作るのか」、「大きさはどれくらいにすればいいのか」、「構造はどうするのか」、さっそくネットでリサーチ開始!
いろいろ調べてると、ベッドを作る材料で一番シンプルでコストも抑えられるのが2×材。
2×材というのは2×4工法で家を建てる時に使われる既成サイズの木材の事で、ホームセンターに行けば大概手に入ります。
価格も安くて扱いやすい木材です。
1月に棚や机を作ったときにも同じ材料を使いました。
DIYで木工をするならよく使う材料なので、是非おぼえておいてくださいね。
結局、通気性を考えてスノコ状のベッドを作る事に決めました。
みんな、どんな感じで作っているのかググってみたところ意外と簡単に作れそうで、コストも1万円前後とお手軽感満載!
ベッド1つだけならまだしも、今回作るのは娘と息子の2人分のベッド。
手間もお金も×2。少しでも安く、なおかつシンプルに作る方法を最優先に考えつつ、もちろん、十分な強度も考慮して設計開始!!
ネットでもいろんな人が製作過程を公表していて、いろいろ参考にさせてもらいました。
その中にベッドの移動が楽に出来るようにと、一つのベッドを複数のパーツに分けて自作してる方がいまして、そちらを参考にしながらベッドを作ることにしました。参考にさせてもらったベッドは3分割で作っていましたが、今回は2人分のベッドを作る…、少しでも工程を減らすため、我が家の子供たちのベッドは、2分割で作る事にしました。
ここでベッドサイズなのですが、息子は身長がまだまだ伸び盛りなので一般的なサイズの幅1000mm長さ2000mmで作る事にしました。
問題は娘の部屋なんですが今、布団を敷いて寝ている場所にベッドを配置するとなると、ベッドの長さを1900mm以下にしなければ、机と干渉してベッドが収まらなくなるんです。
で、このあいだニトリに行ったときにマットレスを見てきたんですが、マットレスの長さは平均して2000mmが既成サイズであることが判明。
ということは、やっぱりベッドの長さも2000mmにしないとマットレスがベッドからはみ出ることに。。。
他の家具の配置は後から考えるとして、とりあえずベッドサイズは2つとも同じサイズで作る事にしました。
まずは図面にしてみる
図面を書くにもルールとかあるんでしょうが、細かいことは気にせずとにかく書いてみました。
めちゃくちゃ分かりにくい図面ですいません。
自分で書いただけあって、この図面を見ながらでも十分ベッドを作れたのですが、今回記事にするのにこんなにわかりにくい図面では、記事を読んでくれる人に失礼と、はじめて木工ソフトを使って図面にしてみました。
ソフトは『もでりん』というソフトの試用版です。
↓コチラのソーガイドセットを買ったら正規版がダウンロードできます。
上の図面を拡大したのがこちら
こんな感じで最大幅1000mm角のベッドを1台のベッドにつき2つ用意します。
2つのベッドを作るのでこの図面のパーツを全部で4つ作ります。
ベッドの天板のスノコ部分と両サイドの、図面では紫色の部分の横板は1×4材で残りの骨組み部分は2×4材で組んでいきます。
今度は脚の部分の図面です
長さ300mmと211mmの2×4材を合わせて一つの脚にしています。
図面通りに必要な材料を出来るだけ無駄のないように木取り図も書いておく
手書きなので分かりにくいかもしれませんが大体こんな感じです
用意した材料
・2×4材 3658mm 7 本
・2×4材 1820mm 1 本
・1×4材 3658mm 13 本
・1×4材 1820mm 1 本
軸細コーススレッド 75mm 適量
軸細コーススレッド 65mm 適量
軸細コーススレッド 50mm 適量
材料費
・2×4材 3658mm 699円 × 7 = 4893円
・2×4材 1820mm 329円 × 1 = 329円
・1×4材 3658mm 549円 × 13 = 7137円
・1×4材 1820mm 229円 × 1 = 229円
・コーススレッド 1203円
・木材カット 96カット × 20円 = 1987円
結果、トータルで17000円弱で済みました。
ベッド1つの価格にして8500円、この価格でベッドが作れる、おまけに相当頑丈なベッドが。
そう思えばやっぱり、安く上がりますね~DIYは。
もっとも、手間などを考えればどうなのでしょうかね?
ぼくの場合はDIYが好きなので、作業自体が苦になりませんからいいのですが。。。
いよいよ組み立て開始
まずは脚の部分を先に作りました。
さっきも書きましたが、長さの違う2×4材を2つ合わせて4本のビスで止めていきます(ビスを打つ場合、基本的には電動ドライバーにビスより細いキリをセットして、まず、下穴を開けるようにします。そうする事によって木が割れるのを防止して尚且つ強度も上がります)。
本当はボンドで接着してからビス止めする方が強度的にもベストなのですが、今回はボンドを一切使わずにビスだけで組むことにしました。
この脚を合計16セット作ります(写真は4セット分ですが)。
ビスを打つ面はベッドの裏面になるので皿取りはしていません(皿取りとはビスや釘の頭の部分が木の中に隠れるように加工する事)。
基本的に裏側の目立たない部部のビスは皿取りしませんが、表側の目につく部分は皿取りしたうえでビスを打ち込んでます。
次に2×4材の924mmと886mmを使って天板を支える土台部分を作りたいと思いますが、ビスを打つために墨出しするのですが、こちらの2×4定規というのが、ものすごく便利なんで、これから2×材を使って色々DIYするつもりなら是非お勧めしたい定規です。
この定規の使い方はまたそのうちに記事にするつもりです。
もちろん1×4にも対応してますよ。
同じように対面も墨出ししたら、ドリル等で下穴を開けてビスを打ち込んでいきます。
次は下の写真のように、先ほど作っておいた脚をビスを使って固定していきます。
このときにさっき打ち込んだビスとかち合わないように位置をずらして墨出しします。



上の写真の下部の天板は脚の部分の端から20mm内側に合わせて天板を固定していきます。
天板の間の隙間は大体均等になるように図って固定していきます。
僕の場合は40mm程の隙間を開けて天板を並べていきました。
あと、天板にビスを打つ前に、皿取りをしておいた方が無難ですよ。

と言ってもベッドの半分だけなんですが^^;


ここは表からビスが見えないように裏から固定します。
強度もあまり関係ないので横板一枚を4本のビスで固定しました。

とりあえず完成!息子の部屋に設置してみる!!
とりあえず完成と書いたのは実は息子のリクエストで、まだヘッドボードを作らなくてはいけないんですが、まだ少し先になりそうなので現状の写真を。
いざ設置してみて気付いたのですが、最後の工程で取り付けた横板の角に足をぶつけたら、怪我でもしかねないと思い、横板を全部取り外して角の面取りをしました。
こんな感じで。
横板を取り付けてとりあえずは完成!
あとは塗装するつもりなんですが、カラーは子供達の選んだ色で塗るつもりです。
それと息子のヘッドボードの製作が待ってます!
まだどういう風に作るかも考えてないのですが。。。。。
それにしても、まだまだ未熟なDIYです。
毎回どこか失敗しては、やり直したりしています。
何をやっても詰めが甘いんですよね~ぼくは。。。ぼくのこれまでの人生と同じで^^;まぁそれもDIYの楽しみなんですが(^^)
あと、作業台を作らないとそのうち腰を痛めそうです。
近いうちにヘッドボードの製作とベッドの塗装もするつもりなのでまた紹介しますね~。
2018年10月24日追記
それなりの重量があるので通常はズレるようなことはありませんが、
ボルト止めすれば余計なことも考えずに済むのでしょうが、ベッドの移動の時などボルトを外さなくてはならなくなるので、あえてこのようにしています。
ボクの記事を参考にベッドをDIYされて、喜んでいただけるなんて、本当にうれしく思います。
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ではでは、最後まで読んでくださりおおきに~~