どうも、ちゅうたです。
今日は、昨夜観たアーノルド・シュワルツェネッガー主演の映画「マギー」の紹介です。
アーノルド・シュワルツェネッガーこと我らのアクションスター、シュワちゃんといえば筋骨隆々でマシンガンを抱えて走り廻る姿が目に浮かびますよね~?
今までの出演作からはそういうイメージしか思い浮かびません。
ところがですね。。。
アーノルド・シュワルツェネッガーがゾンビ映画に???
シュワちゃんがゾンビ映画に???
えーーーっ!ゾンビ!?
シュワちゃん主演のゾンビ映画って意外!!。。。でも、よーく考えたら昔はプレデターでどっかの星からやってきた異星人のハンター達を相手に死に物狂いで戦ってましたよ!!
そう考えたら別に不思議なことでもなんでもなく、今度は襲いかかるゾンビを相手に男気溢れるシュワちゃんパンチ!!にシュワちゃんキック!!おまけにゾンビの首を素手でへし折る。。。。
おおっ!!!爽快なアクション大作!うんうん、納得!
ゾンビ映画といえば有名どころではジョージA ロメロの「ゾンビ」に「死霊のえじき」、最近では異色のゾンビ映画、ゾンビの男の子と人間の女の子のラブストーリーを描いた「ウォームボディー」、アメリカのみならずここ日本でも大人気の、テレビドラマ「ウォーキングデッド」といつの時代もゾンビ映画は大人気。
もちろん僕も昔からゾンビ映画が大好きで、今までにもたくさんのゾンビ映画を観てきましたし「ウォーキングデッド」の大ファンでもあります。
ウォーキングデッドの主人公のリックや、ダリルみたいにハードボイルドなシュワちゃんを想像していました。。。。。。。。はい。見事に期待を裏切られました。
それにしてもシュワちゃん、年取りましたね~。まぁそれもそのはず御年70歳ですからこの映画は2015年の映画ということでこの時は68才くらいですもんね。
もちろん映画の演出でしょうがこの映画に出てくるシュワちゃんは今までのシュワちゃんと違い、どこにでもいそうな平凡でくたびれたおじさん。娘のことを思い苦悩する父親。。。
シュワちゃんの真骨頂ともいうべき人間ドラマに仕上がってます。
あらすじ(ネタバレあり)
舞台は近年のアメリカ、世界的なウィルス感染によって戒厳令がしかれている。
街は荒廃しウィルスに汚染された農作物は焼却するしか術はなく、ウィルスに感染した人間は施設に隔離されてゆく。ウィルスに感染した人間は、やがて嗅覚が鋭くなってその兆候が変異の始まり。
徐々に狂暴化してその後は。。。人肉を求めさまよい歩く。
変異した感染者に噛まれた人間は同じく変異して人を襲う。
シュワちゃんことウェイド・ヴォーゲルの16歳になる娘マギーもウィルスに感染してしまいます。
マギーは感染者を収容する隔離施設に入れられるが、ウェイドの友人であるヴァーン医師の計らいでとりあえずは帰宅を許されます。
帰宅前に医師には「8週間が変異の目安で、いずれ食欲がなくなりその後、食欲が戻ったときは人間を食料として捕食するようになる。」そうなる前に施設に戻すようにと、念を押されます。
この後、マギーを自宅に連れ帰るのですが、そこには義母のキャロラインと幼い弟、妹が待っていました。
でも、マギーは感染者ということでキャロラインはマギーが家にいることを快く思いません。徐々に変異していくマギーに対し、キャロラインは施設に隔離するようウェイドに迫りますが、ウェイドは、マギーを絶対に施設には入れないと拒否します。
キャロラインは、息子と娘を連れて家を出ていきます。このあたりの娘を愛する父親と、娘として育ててきたが、実の息子と娘の安全を優先しようとする、義母との愛情の深さの違い、父親の苦悩を見事に演じているシュワちゃんに感服しました。
やがて、マギーにその時がやってきます。眠っているウェイドにそっと忍び寄るマギー。
もしや。。。というところでウェイドの額にキスをして部屋を出ていきます。フ~。。。怖い怖い。
ゾンビに変異していく娘を見守りながらも、やがてその時に向けて覚悟をしていく父親の心の葛藤が見事に表現されています。
続きは是非、観てみてください。(^^)/
ゾンビ映画と言いながら登場するゾンビは隣人親子ぐらいで、映画のテーマはあくまで父と娘の愛と絆というこれまた異色のゾンビ映画になっています。
マギー役のアビゲイル・ブレスリンの演技も見事ですがシュワちゃんの今作の演技はほんとに素晴らしいと思います。これからは演技派、アーノルド・シュワルツェネッガーとして生まれ変わったシュワちゃんが楽しみになってきました。
でも、同じ娘を持つ親としてこの映画の結末はあまりに重いです。
『ああーなんか切ないわー。。。』
では、最後まで読んでいただきおおきに~。
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