どうも、ちゅうたです。
このあいだ娘が「せっかく大事に着てたのに、ファスナーが壊れてもうた」と言ってパーカーを持ってきました。そのパーカーというのが娘が大好きな日本のアーティストのツアーグッズで、1万円近くしたらしいです。
なんでツアーグッズってこんなに高いんでしょうね~。もっと安くできるでしょうが、もっと安く。
ファンに失礼ですよ。(おっと、そんな話するつもじゃ)
とりあえずどういう状況なのか見てみると、ファスナーを閉めてもファスナーの下側から開いてくる状態なんです。みなさんもこういう経験ありませんか?すでに諦めてお気に入りの洋服を捨ててしまった人がいるかも知れませんね。
でも、慌ててはいけませんぞ。これーうろたえるでな~い。
まずはファスナーの図を見てください。
なんで閉めたはずのファスナーが開いてしまうのか?まずはどこがおかしいのかを見てみる必要があります。
例えば、図のファスナーのエレメントと呼ばれる歯車状の部品、この部分が欠けてたり完全にずれて変形したりしてる場合は、ファスナーそのものを交換すしかないかと思われます。
次に図のスライダーと呼ばれる部品のエレメントに噛ませる部分、実際の写真で見てもらいましょう。
この部分、このスライダーの横の溝の部分が何度も開け閉めしてるうちに、変形して開いてる場合があるんですが、これなら簡単に直すことが出来ますよ。
写真は実際にファスナーが壊れた娘のパーカーなのですが、その時は記事にする事を考えずに修理し終わって「あ!この事を記事にすればよかった!」と後悔。
記事にするにあたり、もう一度壊すわけにもいかず、今はまったく着ていないユニクロのライトダウンで再現するべくわざと、壊しました。
ユニクロさん、すいません。もちろん復元しますよってに堪忍え~~。
用意するもの
用意するものって言っても実はラジオペンチだけなのですが。ラジオペンチとは先が細くなっているペンチです。
こんなやつです。
どこの家にでもあるのかな?ラジオペンチって?もし、ラジオペンチがない場合はプライヤーや普通のペンチでも代用可能ですがちょっとやりにくいかもしれません。
できればラジオペンチの方がやりやすいと思います。とか言っときながらさっきから工具箱の中を漁ってるんですが。。。。。

かーさん、ここに入れてたラジオペンチ知らん??

何?ラジオペンチって??

ペンチの先っぽがとんがったやつやん

知らんで~。私そんなん触らへんもん。また、どっかで使ってそのまんまちゃうのん?いつもちゃんとしまわへんからそうなるんやで(-_-)

。。。
結局見つからず代わりにプライヤーで修理しました。(説得力なさすぎ)
それではユニクロのライトダウンで
「もしもファスナーが壊れたら」再現写真スタート!
まずは正常な状態。
このあと、わざとマイナスドライバー2つでスライダーの横の隙間をグリグリとやってたら。。。

!!・・・ ちょ。ちょっと、💦何やってんのよー?それッ!

何もやってへんって。。。さっきのファスナーの状態を再現するだけやん。

!!・・・アホとちゃう!なんでわざわざ壊すねん!!

。。。
このあとの会話は想像にお任せして割愛します。汗
で、無事壊れた、いや、壊した写真がこちら。
もういっちょアップで
ふ~。無事壊れてよかったー???(わざと壊すのって思った以上に難しい)
嫁さんが隣の部屋で独り言でぶつくさ怒ってます。(こわッ)
こういう状況になった事あるでしょ?
嫁さんの話じゃなくて。。。ファスナーの話ですよ!
あとは用意したラジオペンチで。。。プライヤーですけど。。。何か?
下の写真のように
プライヤーの先ではさみ込んでじんわりと力をかけていくんですが、この時、力を入れすぎるとスライダーの隙間が狭くなって今度はスライダーが動かなくなりますので、ここは少しずつ様子を見ながら何度か確かめて作業して下さい。
で、うまくいったか確認!
上手くいきました!バッチリです!
嫁さんに聞こえるようにわざと大きな声で。。。

おおお~完璧やんけ~!バッチリやん!俺って天才ちゃうっ?
チラ|д゚)

一人でやっとけっ!!!
無理やりマイナスドライバで隙間をこじ開けたからスライダーの溝が傷だらけに。。
ユニクロさーん。ごめりんこ~。
でも、とりあえず復元は完了しました。
よいこのみなさーん!壊れていないファスナーで、実験するのはくれぐれもやめましょうね~(え!?それは、お前だけやろがって)あはは。確かに(;^ω^)
その他のファスナーの故障の時の対処法は
ファスナーが動かない、もしくは硬い。
ファスナーが硬くて動かない場合は無理に動かさずに、ゆっくりと反対方向に動かしてみる。例えば、閉めようとして動かない場合は開く方にゆっくり動かす。これでもだめなら石鹸や食器用洗剤を少量、スライダーの前後に塗って動かしてみる。
ワセリンやリップクリームなどを塗って動かしてみる。慌てずに以上の事を試せば大体は動くはずです。
ファスナーが生地をかんでしまった。
ファスナに生地がかんでしまった。これが一番多いのではないでしょうか。
ほとんどの人が経験済みのはず。僕も何度も経験してますが、昔はいつも無理やり引き抜いていました。(反省)
こういう場合は、ファスナと生地が噛んでる部分を、水平方向にゆっくり引っ張ります。つまり、ファスナーに対して十字方に外側に向けて引っ張ります。
ほとんどがこの方法で外れると思うのですが、もっと硬い生地に噛んでしまったり生地に深く食い込んでる場合などはマイナスドライバーを生地とスライダーの噛みこんだ所にゆっくりと差し込んでいきます。(一応断っておきますがこれは壊してるわけじゃありませんので)
そしたら僅かですが隙間が空きますので同時にスライダーを動かしてみると外れると思います。
もしここまでやってみても外れない場合は、カバンや靴などを修理しているお店に持ち込むと直してくれると思います。
でも、僕の経験上は今まで上記の方法で対処してきました。このように、普段の日常で起こり得るアクシデント、少しの知識で対処出来ることも多いのです。
頭の中に少し入れておいてくださいね~。
ではでは、最後まで読んでくださりおおきに~~。